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zoom RSS ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド

<<   作成日時 : 2006/12/22 15:18  

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画像昨日は、Brothers of the Head の試写会に行ってきました。
Offical Site : http://brothers-head.com/

作品の舞台はイギリス。パンク誕生前夜・1975年にTHE BANG BANG(ザ・バンバン)というバンドでデビューを果たすこととなるシャム双生児(結合体双生児)の栄光と悲劇を描いたストーリーで、このバンドの成り立ちと活動歴をドキュメンタリー風に描いていくという、これまでにありそうでなかった作品である。(例をあげるとすればブレアウィッチ・プロジェクトのようなもの?)
この作品に私自身が興味を惹かれた点はいくつもあるが、その中でもやはり、"シャム双生児がフロントマンを務めるロックバンド"という題材は衝撃的なものだった。

バンドのボーカルとギターを務めたシャム双生児のトム・ハウとバリー・ハウ。彼等は内臓を共有しているため、幼少期に切り離し手術が不可能だった。人目をおそれた父親は、隔離された環境の中で彼等を育てるが、彼等が青年期に入った時に、彼等を商売道具として売りだそうとする。
こういった背景に関しては作中ではさらっと触れられるだけであるが、そこに関係者の証言やインタビューなどを挟む事によって、THE BANG BANG誕生までのいきさつに奇妙なリアリティが産まれていた。
また、冒頭に出てくる2人の出生に関わるナレーションの中に「母親は3つ子を宿していると診断された。出産の翌日、母親は自分の産んだ子も見ずに亡くなった」とあったが、コレ作品のちょっとしたエッセンス/伏線になっている。

最初に言っておくと、このバンドは架空のものだ。だが、それを知らずにサイトを見たり、映画を見たら彼等が実在したバンドだと思ってしまうだろう。そういった混乱を産む事もこの作品の手法のユニークなところで、映画に面白みをもたせる1つの作戦になっていると思う。


画像以下ネタバレ
ストーリーの前半では、トムとバリーは体が結合しているということ以外は普通の少年達であり、また、そうであることに臆する部分がない。2人の心はつながっていて満たされていると言う印象だ。2人で抱き合って丸まって眠るシーンや無邪気にじゃれあうシーンは、天使だとか、子猫のような、とにかく触れると壊れてしまいそうな、そんなふうなものをイメージさせた。そしてバンドの練習を重ね、ステージにたった2人のシーンでは、私も彼等にすっかり魅了されていた。それから、彼等の楽曲に合わせて繰り広げられるジャケット撮影のシーンがとても魅力的で、まるでミュージック・ヴィデオのよう。リチャード・レスター監督か撮影したビートルズの映画ヘルプを思い出させた。

シーンの中でバリーがトムの肩に頭をもたれかけているシーンが圧倒的に多い。強く、時に反抗的な素振りをみせるバリーだが、彼自身が思っている以上にバリーはトムに依存しているに見えた。しかし、こんなふうにお互いがお互いに心の支柱であったところに、1人の女性(ローラ)があらわれる。
ローラはトムに心を惹かれ2人は付き合うようになるが、彼女の存在のせいで、双子の心のバランスは崩れていく。体がつながっているが故に、バリーの空虚さはより大きかったのではないかと思う。

それから、双子の調和を保つためにあらわれる、もう1人。その彼が見せると言う夢は、バリーの心の荒廃を示していたのだろうか。その難解な映像がいわゆるドキュメンタリーとは違ったアートな部分も醸し出している。(作中でバリーの頭の中にいる胎児の存在もほのめかされるが、双子には双子にしか見えない友人がいるという話を良く聞くのでとても興味深かった。)

この作品は、登場人物の誰かに感情移入して見ると言うことが難しい作品であるが、2人のステージのシーンを見ていて私が思ったのは、もし、自身がローラの立場だったら、自分の恋人に精神的にも肉体的にも切り離せない人間がいたら、その人物に嫉妬を抱くのではないだろうかと思った。作品の中の彼女にはそういった苦悩は見られなかったけれども。
でも、そんな風に考えていくと、双子をより破滅へと近付けた「陰謀の手紙(ローラを偽った手紙)」を送った人物は、作品の中ではローラが現れる前から双子を面倒見ていた女性だと思わせるつくりになっていたけれど、その片棒を担いだのはバリーだったとも考えられる。だからこそトムはローラをかばわなかったのかもしれない。

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画像シャム双生児の悲しみは、片方が死んだ時に自分も一緒に死ぬしかないということ。
いわゆるパンクロックはイギリスの社会制度に反して産まれたものであるが、この作中で描かれるパンク的要素は、まさに結合する体が発する、自由に対する憧れと恐怖という、吐き出さずにはいられない強いエネルギーを持ったもので、この時代のこの音楽シーンに当てはめてこういった作品を作ったキース・フルトン&ルイス・ペペ監督、脚本家のトニー・グリゾーニの才能は素晴らしいと思う。
また、作中の楽曲はクライブ・ランガー(パンク〜ニューウェーブ時代の敏腕プロデユーサー)が手掛けている。ガレージパンク、そしてグラムっぽい感じのクールでシンプルな楽曲で、演奏はなんと主演のトレッダウェイ兄弟が本当にプレイしているそうだ。THE BANG BANG名義でCDも出るようで、今後、映画と共に注目されそう。
それから、主演の2人(実際はもちろん結合していない普通の双子)は、この刹那的な美形のシャム双生児を見事に演じきっていた。今後の彼等にも期待。
音楽好きな方、ドキュメンタリー好きな方にオススメ。
2007/01/20(土)公開

サントラ:Brothers of the Head
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内 容 ニックネーム/日時
女の子のオ●ニーをじっくり見たのはじめて(;゜∀゜)=3
彼女いわくオ●ニーにも前戯があるらしく、最初はナスビ入れてたよwwww
やっとバイブ使ったと思ったら一瞬で死ぬほど潮吹いてるしΣ(´Д` )ナンジャソリャ
見てるだけで6マンはウマかったわぁ(゜Д゜)y─┛~~
http://jazzye.net/nasukko/rqs3pzQA
マサマサ
2008/06/14 15:09
これ始めたら女釣れすぎwww
いつもテ〃リ嬢に金払ってたのがバカみてぇ。。
だってヤる度に金くれんだもんヽ(´ー`)ノ
ぶっちゃけ風俗は卒業ッス(´ー`)y─┛~~

http://darani9pi.net/raku/1kpS1z1P
祖千ン
2008/07/19 21:24

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