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zoom RSS バタフライ・エフェクト

<<   作成日時 : 2005/05/23 23:08   >>

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バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
“バタフライ・エフェクト”とは、カオス理論を“一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる”という喩えで表した有名な言葉だそうで、この映画は「初期のごく小さな差違が将来的に予測不能な大きな違いを生じる」というこのカオス理論に基づいて脚本が描かれている。
冒頭は病院のシーンで始まるが、その時点ではまだ彼が何をしようとしているのか全くわからない。しかしそこから過去に遡り、具体的にストーリーが始まるとすべてが猛スピードであっという間の2時間だった。

以下ネタバレ含むので注意↓
幼少期に別れた後の7年間、エヴァン(アシュトン・カッチャー)とケイリー(エイミー・スマート)は全く別々の暮らしをしていたのだが、ケイリーはエヴァンの残した“君を迎えに来る”というメッセージだけをただただ信じて、腐らずにロリコンオヤジのもとで暮らしている。そんな彼女の所に、「久しぶりに合って話して正確に記憶を取り戻したい」というだけのエヴァンが訪れる。彼女にしてみればこれは相当ショックな事であって、結局彼女は自殺してしまう。しかしこの事で、エヴァンは彼女を愛していた事に気付き、父そして祖父も持っていた不思議な能力“ブラックアウト”を引き起こすことになる。記憶を失っている時間は彼女とのエピソードに強く結びつく時間...未来のエヴァンは自身の能力でその瞬間に戻って出来事を修正するのだが、それによって全く予期しない別の現在が産まれてしまう。なんとかしてエヴァンはすべてを丸く納めようとするのだが、もちろんそんな事は簡単にはできっこない。

人は結局、神様にはなれないし、「もしこうだったら」と願った事の未来が必ずしも幸福だとは限らない。日常のささいな幸福はなにかの犠牲の上で成りたっているのかもしれないのだ。
ラストの選択はある意味ドニー・ダーコと同じ。ストーリーの中盤にも共通点を感じた。あと、彼等が劇中で見ていた映画がディヴィット・フィンチャー監督の “セブン”だったのだが、それにも何か暗示というか、意味があるんだろうなと思った。シーンはちょうど最初の事件、七つの大罪のうちのGluttony (暴食)の所。で、調べてみたら7つの大罪に対して7つの美徳というものがあるそうで、暴食の裏側にあるものは知恵・正義とされていて、それらは表裏一体のものらしい。人の知性(精神)とはそもそもどこにあるのだろうなんて思った。
でも、この映画はあまりそういうことを考えないで素直に見た方が楽しめる映画だと思う。内容が思いのほかヘヴィなので誰にでもお薦めできる映画という訳ではないけれど。
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

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